59:名無しNIPPER[saga]
2020/03/29(日) 17:11:42.94 ID:O0jAO63X0
――その頃
紬「本当にこれで良かったのですか?」
エミリー「はい。私が選んだ道です。後悔はありません」
紬「こうなってしまっては、もう手紙を送ることもできませんよ」
エミリー「手紙のやり取りを続ければ呪術の効力が薄まりやがて解けてしまう、という話でしたね……なら最初からしない方がいいはずです」
紬「しかし……」
朋花「あら〜茉州殿から聞いていた以上に強情な娘さんのようですね〜」
紬「お殿様」
朋花「ようこそ、我が天空藩の船へ。あなたがエミリーさんですね〜」
エミリー「天空藩のお殿様ですね。よろしくお願いいたします」
朋花「いかにもです。さて、茉州殿からお話は伺っています。結論から言いましょう。あなたのご両親は無事です。つい先日より我が藩で医師として働いてもらっていますよ〜」
エミリー「ほ、本当ですか!? ありがとうございます!」
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