47:名無しNIPPER[saga]
2020/03/29(日) 17:04:41.18 ID:O0jAO63X0
エミリー「私をうろたえさせようとしても無駄です。力を誇示して人を弄び跳梁跋扈す悪しき鬼――私はあなたのような卑怯者の言葉を聞く耳など持ちませんので」
エミリー「それとも、私に倒されるのがそんなに怖いのですか? 人を喰らう鬼が、私のような者を恐れる理由などないはずですが」
桃子「ちぃ……小娘の戯言と放っておけば好き放題ほざきおって。定められた事柄は一つだけ……あの村は儂に飼い慣らされることでしか存在できぬ。今までもこれからもな!」
エミリー(よし。そのまま私の挑発に乗りなさい。そうすれば決着もすぐに――)
桃子「来い、髑髏ども」
エミリー(えっ――)
人骨たち「カタカタカタ…」
エミリー「そんな……! みなさんの御霊は先ほど確かに鎮めたはず……」
桃子「笑わせてくれる。持ち主の消え失せた空っぽの骨に霊魂もクソもあるか。こんなもの儂の妖力で動くだけのただの人形に過ぎん」
エミリー「……許せません。あなたは何の咎もない人の、その亡骸までをも冒涜するというのですか!?」
桃子「――殺れ」
人骨たち「カタカタ……!」ダッ
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