48:名無しNIPPER[saga]
2020/03/29(日) 17:05:17.83 ID:O0jAO63X0
エミリー(迂闊でした。これは想定外です)
エミリー「くっ……!」ヒュイン
桃子「どうした? 躱してばかりではないか。その立派な刀でひと思いに斬ってしまえば良かろう。儂は構わんぞ? こんな玩具、替えならいくらでも効くのだから」
人骨たち「カタカタ……!」ブンッ
エミリー「きゃあっ!」
桃子「まさか、できぬのか? 無理もないか。なにせ貴様の惚れた男も夜明けにはこうなるのだからな!」
エミリー(やはりあの絵巻物のお伽噺は虚構だったのですね。この鬼は、村人や喰らってきた人たちを餌や道具としか思っていない……)
エミリー(おかげで躊躇う必要などないと改めて理解できました。私が成すべきことはただ一つ……!)
人骨たち「カタカタ……!」ドカッ バキッ
エミリー「うぅ……みなさん、どうか……鎮まりください……」ヨロ
桃子「憐れよのう。道具でしかないと説明してやったというのに、それでも呼びかけ続けるとは……これが情に絆される人間の性か」
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