11: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:15:00.01 ID:fPhLJwCh0
未央「へえ」
P「それが事務所の電子レンジと電気ポットだ!」
未央「ふーん。別によくない?パソコン使うなとか言われてるわけじゃないんだしさ」
12: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:16:53.35 ID:fPhLJwCh0
P「そうなんだよ〜ぴえん」
未央「世界一キモいから、ぴえん禁止ね」
P「ぴえん禁止された。ぴえん」
13: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:18:07.70 ID:fPhLJwCh0
P「俺の一命もとりとめたところで、助けて晶葉」
晶葉「要するに、太陽を取り戻せばいいんだろう?」
未央「そんなこと出来るの?」
14: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:20:15.34 ID:fPhLJwCh0
晶葉「まあそう慌てるな、助手よ。すでに手は打ってある」
未央「手?」
晶葉「もうそろそろなはずだが……」
15: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:21:37.47 ID:fPhLJwCh0
晶葉「このデータを翻訳機に読み取らせて、っと……解析完了だ!」
P「これで太陽が消えた理由がわかるのか!?」
晶葉「たぶんな。さっそく聞いてみよう」
16: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:23:10.57 ID:fPhLJwCh0
晶葉「なるほどな。蘭子ファンだった太陽が、蘭子に『煩わしい』と言われたせいで意気消沈し、蘭子に迷惑をかけないために消えたということか」
未央「……どゆこと?」
マキノ「なるほど、そういうことね」
17: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:24:48.91 ID:fPhLJwCh0
P「まあ、そう難しく考えなくても良いんじゃないか?つまり、天照大神も天岩戸に隠れたしってことだ」
未央「うーん、理解できないけどそっちの方が理解しやすいかも。というかそれでいいや、もう」
晶葉「さて、これで太陽が蘭子に煩わしいと言われたから消えたことがわかったな」
18: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:26:09.01 ID:fPhLJwCh0
晶葉「なるほど。助手の今の意見をいただこう。となると、蘭子の言葉を太陽側に伝える必要があるな……」
未央「それこそ無理なんじゃない?だって、太陽はもうないんでしょ?」
晶葉「厳密にいえば、地球から太陽がいなくなっただけだ。太陽の存在そのものが消えたわけではない。質量が大きいしな」
19: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:27:45.43 ID:fPhLJwCh0
〜しばらくして〜
晶葉「出来たぞ!蘭子の言葉を太陽に届ける装置だ!」
未央「装置デカ!!」
20: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:29:08.95 ID:fPhLJwCh0
蘭子「え?え?えっ?待って、意味わからないんだけど。本当に意味わかんないんだけど」
未央「うんうん、だよねだよね。私も意味わからないから大丈夫。でも、やるしかないんだよ、らんらん」
晶葉「さあ、このマイクに向かって、さっき私が言った内容を、普通の言葉で言うんだ!」
21: ◆jsQIWWnULI
2020/03/26(木) 18:31:13.34 ID:fPhLJwCh0
蘭子「あー、あー、太陽さん。聞こえますか?神崎蘭子です。いつも応援ありがとうございます。そのー、えっと、私の『煩わしい太陽ね』という言葉に傷ついてしまったということを聞きました。ごめんなさい。でも、この言葉は朝の挨拶の言葉で、私が作り出した言葉で……えっと、そもそも私はそういう言葉を作るキャラというか、オリジナル言語を作るというか、まあ、そんな感じなので、実際に私が太陽さんのことを煩わしいと思っているわけではありません。煩わしいなんて思うわけもありません。なので、どうかもう一度、いつも通り地球に姿を現してくれませんか?そうしてくれれば、私、嬉しいかなぁって……」
晶葉「よし、OKだ!射出準備ヨシ、電源もヨシ!みんな、建物内に今すぐ入るんだ!失明するぞ!……入ったな。よし。射出まで五秒前!三、ニ、一、発射!」
その日、インターネット上で暗闇の中に一筋の光が昇っていくのを目撃したという情報が多く上った。
29Res/17.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20