中野五月「あの……膝の上に、乗ってもいい?」上杉風太郎「は?」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/03/16(月) 01:40:33.62 ID:8NkjlyIZO
「上杉君……そろそろ」
「よしきた。床に寝ればいいか?」
「ううん。そのまま座ってて」

催したことを告げると、おもむろに床に横になろうとした彼をそのままベッドに座らせて。

「あの……膝の上に、乗ってもいい?」
「は?」
「膝の上でしたいの……だめ?」

我ながら思い切った。頑張った。すると彼は。

「ああ、いいぜ。こいよ、五月」
「うん! 今いくー!」

快諾してくれたので、彼の膝に乗る、間際。

「お、重いかも知れないけど、本当に平気?」
「舐めんな。遠慮せずに座れ」
「う、うん! し、失礼します」

一応、気遣ってから恐る恐る腰掛けたら彼は。

「うお。マジで重いな、お前」
「……降ります」
「じょ、冗談だって。いいから、乗ってろ」
「ふぁっ」

即座に膝から降りようとした私を引き留めようと、彼が背中に手を回して抱きしめてきた。
彼の胸に顔を埋めながら思わず変な声が出た。


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