少女「お兄、すき」男「そうか」その2
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6: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/03/12(木) 01:14:32.80 ID:CrbqfshB0

女盗賊「…どこもかしこも追手だらけ」

女盗賊「ウチらそんなに悪いことしたかね?」

男「フッ、この有様だと依頼の報酬金も端から渡す気などなかったように思える」

女盗賊「何も知らない子羊ちゃんでいればこうはなってなかったろうにね 」

男(……ならば、全ての事情を知っていた薬屋はどの道追われる身か)

女盗賊「男」

男「なんだ」

女盗賊「……はぁ」

女盗賊「また、薬屋ちゃん達のこと考えてたろ?」

女盗賊「当ててあげるわ。今のあんた、自分がどうなっても構わないと思ってる。だから奴らへの応対も雑だし、寝ていたとはいえ追手の気配にも気付かない」

女盗賊「むしろ見つかればいいとか考えてないかい?」

男「………」

男「お前も、俺の近くにいない方がいい」

女盗賊「それが答えってわけ?」

女盗賊(どうすればこいつの自責はなくなるのかねぇ…)

女盗賊「…ん?」



町娘「えっと…なんでしょうか…?」

兵1「嬢ちゃんこそこんな夜中にどうしたよ?」ニヤニヤ

町娘「私は父へお薬を…」

兵2「偉い子だなぁ。薬なんて安くないだろう?」

兵3「小遣いやるけぇ…ちょっとばかり俺らに付き合ってくれないかな?」ゲヒ...



女盗賊「うぇ…」

女盗賊「この国はあんな下品な輩まで兵として雇ってんの」

男「……」...スタスタ

女盗賊「お、おい男…!」





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