少女「お兄、すき」男「そうか」その2
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5: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/03/12(木) 01:13:08.31 ID:CrbqfshB0
ーーー郊外ーーー



サッサッサッ



女盗賊「あーぁ。ったく、夜もおちおち寝れやしないなんて勘弁して欲しいんもんよ。肌に悪い」サッ、サッ

男「肌が荒れたところで気にする玉か?」タッタッ

女盗賊「失礼ね。これでも女の子よっ」

女盗賊「あんたこそ、あれからまともに寝られてないように見えるけど?」

男「…それは昔からだ」

女盗賊「ほー。それで睡眠剤を?」

女盗賊「差し詰め、以前は奥さんと娘さんが頭から離れなかったけど今はそれが薬屋ちゃんと少女になった」

女盗賊「違う?」

男「……放っとけ」

女盗賊「はぁー!ウチはいつまで辛気臭い奴と逃走劇を続けなきゃなんないのかねぇ」

男「なら別行動といくか。面倒がないぞ」

女盗賊「そういうことじゃないっつの!」

女盗賊「!ストップ」ピタッ



「おい居たか?」

「いや、ここで張ってたが人っ子一人通ってねぇ」

「宿を出てから大して経ってないんだろ?なら逃してはないはずだ」

「この包囲網を抜けられる奴なんざいねぇさ。俺はここに居る。お前も持ち場に戻んな」

「おう」

タッタッタッ



女盗賊「……ちくしょう、奴らいつの間にウチらの居場所を」

男「あの程度の兵、容易にのしてしまえるが」

女盗賊「ダメだよ。ありゃ国の正規兵だろ?今でこそ謂れのない罪状で追われてるウチらだけど、奴らに楯ついたら本当にお尋ね者になっちまう」

女盗賊「しょうがない、迂回しよう」ススッ

男「……」スッ



.........







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