少女「お兄、すき」男「そうか」その2
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4: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2020/03/12(木) 01:11:53.69 ID:CrbqfshB0
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「──男!」



男(っ!)

男「…女盗賊か」

女盗賊「随分うなされてたみたいだね」

男「気にするな、いつものことだ」

女盗賊「いつものこと、ね」

男「何の用だ?お前の部屋は隣だろう」

女盗賊「あぁ、今すぐここからズラかれるかい?この宿に目を付けられたらしい」

男「む…」



(階下の声)

「──この顔の人物が来なかったか」

宿屋「いや困りますよあなた方。そういうのはお客さんの個人情報でございましてね」

「答えろ。我々は役所の人間だ。この男は国家反逆罪で令状が出ている。従わない場合お前も同罪だ」

宿屋「……確かに、よく似た方ならご案内した気がしますが…」

「どの部屋だ!」



男「これではせっかく考えた偽名も意味がないな」

女盗賊「そんなん言ってる場合?」

男「」バッ

男「すぐにでも発てる」

女盗賊「ウチの部屋の窓が死角になってる。行こう」







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