【ミリマス】まつりのスタンドお披露目タイムなのです!【ジョジョパロ】
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249
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◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 12:59:58.30 ID:ArvRQigk0
バンドマンが救いを求めるように結晶化した右腕を伸ばす。
そこにヒビが入ったのを見て、まつりはとっさにエミリーの目を手で覆った。
息を呑むまつりの前で、バンドマンの右腕はガラス細工のようにあっさりと砕け散ったのだった。
以下略
AAS
250
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:00:24.43 ID:ArvRQigk0
まつりはとっさに治療を試みるが、
まつり「な、」
まつり「『治せない』ッ!」
以下略
AAS
251
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:00:55.05 ID:ArvRQigk0
まつりが為すすべもなく立ち尽くしている間にも、バンドマンの体はみるみるうちに崩れ落ちていく。
しかしバンドマンは苦痛すら感じていないように、ひたすらうわ言をつぶやき続けるのみ。
バンドマン「嘘だ……嘘だ……あ…ああああ……!」
以下略
AAS
252
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:01:24.30 ID:ArvRQigk0
まつり「……」
エミリー「まつりさん……彼は……」
まつりが首を横に振ると、エミリーは全身から力が抜けたようにその場に崩れ落ちそうになる。
以下略
AAS
253
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:01:53.06 ID:ArvRQigk0
エミリーは、崩れ去ったバンドマンのために泣いていた。
恐怖も多分にあろうが、その涙には確かに、『いなくなった者への悲しみと弔い』が込められていた。
まつり「(本当に優しい子なのね)」
以下略
AAS
254
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:02:24.43 ID:ArvRQigk0
まつり「(とりあえず目の前の危機は退けたけど、とてもドス黒い気分だわ)」
まつり「(何か、知らぬうちに日常が侵食されていくような、少しずつヘドロに足を取られていくような、そんな嫌な感じ)」
まつりたちがその場を去ろうとしたその時、
以下略
AAS
255
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:02:50.92 ID:ArvRQigk0
「――――――――――え?」
まつりは一瞬、目の前で起こったことが理解できなかった。
バンドマンとの戦いの最中ですら決して冷静さを失わなかったまつりの思考が吹き飛ぶほどの光景。
以下略
AAS
256
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:03:16.66 ID:ArvRQigk0
エミリー「――――――――――――あ、」
エミリー「まつ、り、さ――――――」
腕が引き抜かれると、エミリーはそのまままつりの方へ倒れ込む。
以下略
AAS
257
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:03:51.79 ID:ArvRQigk0
まつり「ば、バカなッ! エミリーちゃん! エミリーちゃんッ!」
まつり「――――ハッ!」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
以下略
AAS
258
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:04:25.01 ID:ArvRQigk0
「コノ『ピース』ノ輝キ……」
「素晴ラシイ」
「磨ケバ光ル『才能』ヲ持ッテイルダケデナク、『心』ソノモノガ夢ヲ目指ス少女ノ『純粋さ』ト『ひたむきさ』ニ満チテイル」
以下略
AAS
259
:
◆nzxhv4bDzU
[sage saga]
2020/03/07(土) 13:04:52.90 ID:ArvRQigk0
まつり「ああああぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーッ!」
まつりは激昂のままに『シャルロット・シャーロット』を叩き込もうとするが、
『ガアッ! ガアッ! ガアァッ!』
以下略
AAS
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