【ミリマス】まつりのスタンドお披露目タイムなのです!【ジョジョパロ】
1- 20
174: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:17:38.45 ID:ArvRQigk0
まつり「(確かに)」

まつり「(私の『魔法』――バンドマンの男は『スタンド能力』と呼んでいた――はせいぜい1〜2メートルくらいしか私から離れられない)」

まつり「(あの糸の『スタンド』はどうやらそうではない。『スタンド』にはそれぞれ『射程距離』があるということ!)」
以下略 AAS



175: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:18:29.81 ID:ArvRQigk0
バンドマン「けどよぉ、その他大勢のファンごときがステージ上のスターに近付くなんざ、恐れ多いにもほどがあるんじゃあねえかぁ!?」

 まつりが嫌な予感とともに目線を下げると、敵スタンドの糸状の下半身は地面に向かって伸びていた!

まつり「――ッ!」
以下略 AAS



176: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:19:01.73 ID:ArvRQigk0
バンドマン「隙だらけだぜ!」

 まつりの元へ、『これが本命』と言わんばかりに、太く束ねられた糸の群れが襲いかかる!

まつり「なんの! なのです!」
以下略 AAS



177: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:19:31.00 ID:ArvRQigk0
バンドマン「チィ……!」

バンドマン「やはりパワーもスピードもテメーのスタンドの方が上……だが」

バンドマン「そんなことはハナっから想定内なんだよ、バカが!」
以下略 AAS



178: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:19:56.14 ID:ArvRQigk0
まつり「(『本命の本命』はこっち――!)」

 即座に糸を外そうとするも、『一手』遅れたまつりよりもバンドマンの方が早かった!

バンドマン「太く束ねた糸の中に一本だけ極細の糸を紛れさせた! そしてくらえ!」
以下略 AAS



179: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:20:23.48 ID:ArvRQigk0
まつり「ッ! あああッ!」

 糸の衝撃波がまつりのスタンドを傷付けると、体の同じ箇所に激痛が走り、血が吹き出した。

まつり「――痛ッ!」
以下略 AAS



180: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:20:51.00 ID:ArvRQigk0
まつり「(スタンドが傷つけばそれを『心のパワー』で動かす自分自身――いわば『本体』にも返ってくる、か……。あまり気持ちのいい話ではないけれど……)」

まつり「(だんだん『ルール』がわかってきた! 同時に私がやるべきことも!)」

まつり「(倒すべきは『本体』の方だわ! 糸のスタンドに攻撃が通じにくいのなら、本体を直接叩く!)」
以下略 AAS



181: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:21:20.13 ID:ArvRQigk0
 まつりがさらなる決意を固めたとも知らず、糸のスタンドは満足げに下卑た笑いを漏らす。

バンドマン「ンッン〜〜〜〜♪ 実に! スガスガしい気分だッ!」

バンドマン「欲を言えばもうちょい悲鳴とかあるといいんだけどなぁーーーーーっ。ま、ノリの悪いクソ客がいるのもライブの常だもんなぁ!」
以下略 AAS



182: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:22:21.16 ID:ArvRQigk0
バンドマン「どんなものにもそれにふさわしい『名前』があるもんだもんなぁーっ。バンドや曲みてえによぉ〜〜〜」

バンドマン「『ゼビ』って芸名を思いつくには一晩かかっちまったが、今の俺には自然とイカしたのがピーンと降ってくるはずだぜ。ん〜〜〜〜〜〜」

 ドリュデドリュデドリュドリュドリュラドギュギララ
以下略 AAS



183: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:22:50.76 ID:ArvRQigk0
バンドマン「降ってきたぜ〜〜。俺の才能を表現するスンバラシイのがよぉ〜〜〜」

バンドマン「『ガストノッチ』ッ! 絶好調な俺にピッタリな最高の名前だぜッ!」

 ドギュギュウウゥゥウン(うっとり)


184: ◆nzxhv4bDzU[sage saga]
2020/03/07(土) 12:23:16.85 ID:ArvRQigk0
まつり「ほ?」

まつり「最高の絶好調というのはかよわい女の子の足にかすり傷を付けることを言うのです?」

まつり「これなら転んで膝を擦りむいた時の方が痛かったのです」
以下略 AAS



271Res/102.00 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice