12:名無しNIPPER[saga]
2020/03/04(水) 23:11:10.24 ID:85H5vRbDO
夕立はたんぽぽの群生地にスライディングしたと同時にむしりとり始めました。
たんぽぼを長めに摘むことは、花を編む時にしっかりと縛れるためです。夕立はどんどん摘みます。
十五本くらい摘み終え、夕立は急いでリベッチオと約束した場所に向かいます。
急いで戻っている途中、山城と提督の姿が見えました。
どうやら提督は木陰に下に置かれた休憩所でくつろいでいるようです。その後ろに幽霊のように、三歩手前を維持した山城が立っています。
これはいけない。そう思った夕立は汗を拭いながら急ぎます。
約束した場所に着くと、リベッチオもちょうど戻ってきていました。
お互いにたんぽぽを見せ合います。数も長さもばっちりです。
さっそく夕立とリベッチオは花冠を作り始めます。
夕立「リベ、まずはたんぽぽを二本持って、それをもう一個のたんぽぽで結んで」
夕立はぐるりと、簡単に結びます。そしてそれをリベッチオを見せました。
リベッチオもやってみます。しかしぐるりと回したところで、ぶちっ。千切れてしまいました。
リベッチオ「あー!ごめん!!」
夕立「いいよ、ゆっくりやるっぽい」
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