11:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/27(木) 01:22:38.58 ID:/796ddojO
「ここで重大なお知らせがあります」
「なんだよ、突然」
急に事務的な口調になられて困惑する俺に。
「ちょっと、手を貸して」
「て、手を繋ぐのはまだ早いだろ」
「はあ? いいから早く手を貸して」
照れる童貞の俺の手を、女友達は強引に掴み。
「私のお尻、ツンツンしてみて」
「な、なに言ってんだよ、お前!」
「大丈夫。何も怖くはないわ」
別に怖くねぇし。びびってないと示してやる。
「こ、こんな感じか……?」
「んっ……誰が撫でろと言ったのよ」
「な、撫でてねぇし! 触れただけだし!?」
「痴漢冤罪被害者みたいにキョドるな」
キョドってないし。身の潔白を主張したんだ。
「撫でるんじゃなくて、ツンツンしなさい」
「ツ、ツンツンって……」
「ツンツンするのが好きなんでしょ?」
「あれはツンデレの話であって……」
「いいからさっさとしろ!」
「は、はい! わかり申した!」
よし、俺も漢だ。いい加減、覚悟を決めよう。
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