工藤新一「お前、案外可愛いとこあるよな」宮野志保「か、かわっ……!?」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/18(火) 23:47:29.20 ID:5ksJ/A01O
ジリリリリリリリリリリンッ!
「宮野、電話だぞ」
「はいはい」
しばらくして、一件の電話がかかってきた。
かけて来たのは毛利所長で、切迫している。
まさか奥さんが事件に巻き込まれたのだろうかと危惧していると工藤君に代われと言われた。
「工藤君、所長から」
「おっちゃんが? なんの用だって?」
「さあ……とても焦ってるみたいだけど」
「また何か厄介ごとか? たく、仕方ねーな」
うんざりしつつも、工藤君は電話を代わった。
「はい、お電話代わりました、工藤です。え? 下着を? なんで? 漏らした? なんで?」
応対する工藤君の言葉の中に気になる単語が。
下着。漏らした。それだけで推理が成り立つ。
推理が苦手な私にも、すぐに導き出せた答え。
「はあ……わかりました。すぐに行きます」
疲れたように受話器を置く彼に、私は尋ねる。
「所長、どうかしたの?」
「なんか久しぶりに会った奥さんにびびってうんこを漏らしちまったみたいでよ。代えの下着を届けてくれとさ。まったく何やってんだか」
「フハッ!」
予想通りの展開に思わず愉悦を漏らすと、工藤君がいつになく厳しい顔で、私を嗜めた。
「宮野、嗤ったら被害者が気の毒だろ」
「ご、ごめんなさい」
「オレもおっちゃんの気持ちはわかる。新一に戻って帰ってきた時、蘭にこっ酷く叱られて、糞を漏らしちまったからな。糞ったれ同盟だ」
「フハッ!」
ごめん、工藤君。それはいくらなんでも嗤う。
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