54: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2020/02/05(水) 17:57:14.97 ID:zm72+V2G0
響子「……私は、プロデューサーの妹で。そういう設定で始めちゃったからこそ、あの時……」
響子「『お嫁さん』っていう設定だったら……もっと良かったのにな、って……そう、考えちゃってました」
響子「妹なのにね、私。なのに、新婚さんみたいな真似しちゃって……途中からでもそう思って貰えたら良いな、なんて……ずっとずっと、考えちゃって……」
俺も、そう感じる事はあった。
まるで新婚みたいだな、と思う事が多々あった。
でも、それじゃあダメだったから。
そうしたら、彼女の練習にならなかったから。
響子はもう、全て片付いたと言った表情だった。
……なら、ここからは俺の番だ。
響子「……ふぅー。言いたい事を言ったらサッパリしました! ごめんなさいプロデューサー、今のが私の最後の」
P「ダメだ」
言葉を遮る。
最初に遮ろうとして失敗したけど、今なら言える。
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