52: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2020/02/05(水) 17:56:16.91 ID:zm72+V2G0
夕飯をコンビニで買って、家へと向かう。
こんな食生活なんてしてたら響子に叱られてしまうんだろうな、なんて。
そんな事を考えながら、俺は玄関に鍵を刺した。
ガチャ
響子「お帰りなさい、プロデューサー」
P「……ただいま、響子」
そんなやり取りが、まだそこまで期間が空いていない筈なのに懐かしくて。
なんだか涙が出そうになった。
響子「……あ、またコンビニ弁当買ってる……」
P「じ、時間が無かったからな。響子が出て行ってからも結構自炊とかしてたんだぞ」
響子「食器や調味料の位置、全く変わってませんでしたけど?」
ジト目で、なんだか楽しそうな響子。
響子「今夜は私が作っておきました。もー、ほんとうに私がいないとなーんにも……」
キッチンの方からは良い香り。
撮影が終わってから、そのまま来てくれたのだろう。
……でも、食べる前に。
P「……響子、少し真面目な話がある」
響子「…………はい」
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