51: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2020/02/05(水) 17:55:46.13 ID:zm72+V2G0
美穂「わたしはユニットのお姉ちゃんですっ! 誰がなんと言おうがわたしは響子ちゃんのお姉ちゃんなんです。だから、妹が寂しそうにしてるのなんて嫌だから……」
P「響子も、か」
美穂「プロデューサーさんもですよ? 正直見てられないくらい凹んでたじゃないですか」
P「……マジで?」
美穂「マジです。ずっと見て来たんだもん、分かるに決まってます」
P「……それでも、俺たちは演技の練習として」
美穂「だけですか? 本当に?」
P「……だけじゃない」
美穂「楽しかったと思うんです。二人で過ごせたら楽しいだろうなって思って、だから始めたって理由もあると思うんです」
P「そうだ。俺は……」
響子と二人で暮らせたら、きっと楽しいと思ったから。
二人で過ごして、想像以上に幸せだったから。
だから今、こんなにも凹んでいるんだろう。
まるで、恋人と別れてしまったかの様に。
美穂「それに……響子ちゃんも、絶対に幸せだった筈です。だったら途中で終わりなんて中途半端な事はしないで、ちゃんと責任を取るべきだと思います!」
P「……ありがとな、美穂」
美穂「決まりましたか?」
P「あぁ、響子と話そう」
美穂「……で、ですよ? ちなみにそのご家庭に姉なんて如何でしょうか……?」
P「きちんと責任を取る、って」
美穂「……あっわたしが思ってたよりずっと先の展開」
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