50: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2020/02/05(水) 17:55:19.65 ID:zm72+V2G0
そう言って、ニコニコしながら。
美穂は、尋ねてきた。
美穂「ねぇプロデューサーさん。わたしが妹役を貰ったとしたら、一緒に同棲して演技の練習してくれますか?」
P「美穂は必要ないだろ」
美穂「……してくれますか?!?!!」
押しが強い。
P「……まぁ、必要であればその時になったら考えるが……」
美穂「ちなみに実はわたし、結構お料理も出来ますし家事全般も出来ない事はありません」
P「朝起きられるか?」
美穂「起きようと思えば起きられるもん……多分……だから、今日から家に泊めて貰えませんか?」
P「……それがもし」
本当に必要な事であるならば。
美穂にとって必要な事なら。
だから俺は……
美穂「今誰の事を思い浮かべてますか? きっとその子なら、必要な事じゃなくてもOKしたと思うんです」
P「……なぁ、美穂」
美穂「正直ズルイと思ってました。わたしにもそういうお仕事がくれば良いのになーなんて考えてたんです。でもきっと、プロデューサーさんは……」
響子ちゃんだからこそ、そうしたんだと思います。
そんな美穂は、なんだか寂しそうで。
それでも、楽しそうで。
59Res/82.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20