42: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2020/02/05(水) 17:51:12.79 ID:zm72+V2G0
P「俺の好きな服か……」
響子「さ、参考ですっ! 一般男性として、私みたいな子にはどんな服を着て欲しいのかなーって意見が聞きたいだけです!」
P「どんな好みでも軽蔑しないか?」
響子「ものによっては決別します」
P「メイド服」
響子「お兄ちゃんが着れば?」
お気に召さなかったらしい。
世の一般男性が可愛い女の子に着て欲しい服ベスト1(俺調べ)だと思ったんだがなぁ。
響子「あっ、あっちの服も良いかもっ!」
そう言って、どっか行った。
……元気が溢れてるなぁ。
若さのパワーと言うか、俺にはもうない活力と言うか。
美穂や卯月と一緒にいる時はきっと、いつもこんなテンションなんだろう。
少し、寂しさもある。
俺が若く、それこそ学生だった頃に響子と知り合っていたら、今の響子に着いていけたのだろうか。
そもそも話しかけられなかっただろうな。
だったら、俺が本当に響子の兄だったのなら……
P「……おい響子、こっちどうだー?!」
響子「あ、良いですねっ!」
取り敢えず、全力で着いていってみよう。
今の俺は兄なんだから、それを全力で実現してみよう。
きっと数分後にはバテているだろうけれど、それでも。
響子の兄として、今を全力で過ごしてみよう。
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