30: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2020/02/05(水) 17:44:10.18 ID:zm72+V2G0
ゼリーの一件から約一週間が過ぎた。
あの日から、響子はより一層甘える様になった。
とても良い事だ、今まで長女で上手く甘える事が出来なかったろうから。
こうして共に過ごす事で、彼女はステップアップしたと言えよう。
このまま行けば、撮影が始まる頃には完璧な妹を演じられる筈だ。
今の段階どころか一段、二段前でも余裕だっただろう。
……だから。
響子「お兄ちゃん、あーん」
P「はい、あーん」
響子「うん、美味しいっ!」
ソファに座った俺の膝の上に跨って、俺が差し出したスプーンでプリンを食べている響子を眺めていると。
……うん。
少し甘やかし過ぎたかもしれないと、俺は反省するのだった。
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