北条加蓮「藍子と」高森藍子「くもりのち晴れのカフェで」
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:12:00.13 ID:MOdSeJ0s0
藍子「私も、ときどき考えてしまいます。加蓮ちゃんにこれを言ってよかったのかな、ってこと……」

藍子「あの時の加蓮ちゃんは平気そうにしていたけれど、実は落ち込んでたりしてなかったかな? なんて」

加蓮「藍子にしては珍しいね」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:12:30.33 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「む。何。分かってて言ったの?」

藍子「違いますよ。……ね、加蓮ちゃん。今の言葉、ぜんぶそのまま、加蓮ちゃんにお返ししちゃいますっ」

加蓮「……?」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:13:00.87 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「でもさ……。落ち込んでることとか、何かに失敗したことって、本当は理由にしちゃダメなんだよね」

加蓮「それこそ私の勝手な事情だもん。藍子からしたら、そんなの知るかー! って話だよ」

藍子「う〜ん……。そうかもしれませんけれど、でも、そこまで自分に厳しくなくてもいいと思いますよ?」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:13:32.74 ID:MOdSeJ0s0

□ ■ □ ■ □


加蓮「逆に、よかったって思うこともあるんだ」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:14:00.36 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「でもさー、こういうことって、言われるべき時に言われないと分かんないでしょ」

加蓮「それこそオーディションで監督さんに失望されちゃった時にも、そうやって気付けたことがあるんだから」

藍子「ふんふん」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:14:30.19 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「藍子もそれくらい言ってやりなさいよー?」

藍子「私には、少し難しいかも……。でも、それくらいの気持ちになることが大事ですよねっ」

加蓮「そーそー」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:15:00.35 ID:MOdSeJ0s0
藍子「だから加蓮ちゃんが駄目って言っても、私は加蓮ちゃんのこと、一言で言うなら"アイドル"だと思いますよ」

加蓮「へぇー……。そっか。ふふっ。それじゃダメって言っても?」

藍子「駄目って言ってもっ」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:15:31.10 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「肩に力入れすぎー」

藍子「ゆっくり深呼吸……。すぅ〜、はぁ〜……。加蓮ちゃんも、一緒にっ」

加蓮「私も? しょうがないなー。すぅー、はぁー」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:16:00.31 ID:MOdSeJ0s0
……。

…………。

藍子「ふぅ〜……。よかった……」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:16:30.47 ID:MOdSeJ0s0
藍子「加蓮ちゃんにお話したいことなら、あの日に色々お話しちゃいました」

加蓮「オーディションの前の日だよね。あの時はありがと、遅くまで付き合ってくれて」

藍子「ううん。……加蓮ちゃん、あんなに気合を入れてたのに。オーディション、残念でしたね……」
以下略 AAS



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