斧乃木余接「実はいま、僕はパンツを穿いてない」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/21(火) 00:47:48.18 ID:igAIR0zkO
「ついさっき痛い目にあったばかりじゃろ!」
「面目ない……」

すまねぇ、すまねぇと反省するも童女はまた。

「ほら、俺のお兄ちゃん。限界ギリギリだよ」
「ッ!?」

限界ギリギリ。完全にパワーワードである。
言葉の暴力に屈した僕が振り返るとそこには。
限界ギリギリまで開脚した斧乃木ちゃんが、そのままペタリと床に腰を下ろす。見えそうだ。

「やめんか! はしたないぞ、式神娘!」
「僕はただ、ストえっちをしているだけだよ」

ストレッチならぬ、ストえっち。良い響きだ。
そんなことはともかく、腰は床についたまま。
僕はどうにかして目の前の床になりたかった。

「忍、頼む。僕の血を吸い尽くしてくれ」
「そんなことをすれば干からびて死ぬぞ!」
「死んで、生まれ変わるんだ。床に」
「寝言は寝て言え! 吸血鬼、パンチ!」
「ぶべっ!?」

そうだ、転生して床になろう。
などと夢のような寝言をほざいた僕は。
忍の吸血鬼パンチを顔面に喰らい、昏倒した。


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