斧乃木余接「実はいま、僕はパンツを穿いてない」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/21(火) 01:02:22.08 ID:igAIR0zkO
「ま、完全体の儂に敵う胸などおらんがな」

たしかに、一理ある。
完全体のキスショットは規格外だった。
唯一対抗可能なのはブラを外した羽川くらい。
ゴールデンウィークのあれやこれやで、僕はもう色々駄目になりそうだったのを覚えている。

「ふん。僕から言わせてみれば胸なんか飾りさ。エロい人にはそれがわからないんだよ」

斧乃木ちゃんがどこかの宇宙世紀を舞台とした機械人形の整備士みたいなことを言って拗ねているが、機動戦士ならぬ死体戦士なのは君だ。

「成長しない死体というのは不憫じゃな」
「ほっといてくれよ。僕は魅力的なんだ」

そうでしょ、鬼のお兄ちゃん? みたいなニュアンスを感じた僕はうつ伏せのまま肯定した。

「ああ。なにせ今の斧乃木ちゃんはノーパンだからな。ノーパンの君はとっても魅力的だよ」
「ノーパン前提はやめて」

切実に前提をやめろと言われてもその前提がなければ後には何も残らないだろうと僕は思う。


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