37:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/28(火) 11:06:35.83 ID:IH+YFkq+0
路地裏に入ってからだんだんとソウルジェムの反応が強くなっていっている。確実に魔力の反応の主までもうすぐだ。この魔力の反応の主が魔法少女であれ魔女であれ、近くに結界やら使い魔やらがいるはず。魔法少女であれば魔女を狩る為に魔法を使う、即ち近くに魔女がいるということ。魔力の反応の主が魔女でまあれば言わずもがな。
だがそれらは一向に姿を表さない。恐らくすぐそこの角を曲がれば魔力の反応の主はいるだろう。
万が一急襲に備え魔法少女へと変身しておく。
不審に思いつつも角を曲がった先にいたのは───
「!?、貴様どうやっゴハァッッ!!」
「まあ、手加減したから死んではいないだろう。さて、後はこれらの処理だが...。どうしたものかね」
ゴッッ!!という激しい音とともにぶっ飛ばされた黒いローブの男と黒いマントをと薄い青系のブレザー制服を身に付けた銀の髪の少女だった。
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