ターニャ・フォン・デグレチャフ「さて、副官。着替えを手伝ってくれ」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/14(火) 23:45:30.49 ID:1lunNaHlO
「そんなに恐ろしい夢だったのですか?」
「ああ、ああっ! 怖かった! 苦しかった!」
「お可哀想に。もう平気ですよ……よしよし」

みっとなく泣きじゃくるデグレチャフ少佐。
セレブリャコーフ少尉は優しく背を撫でた。
しばらくそうされて、ようやく落ち着いた。

「ぐすっ……すまない。無様を晒してしまって」
「どうかお気になさらないでください。少佐はまだ幼くあらせられます。そんな夜もありますよ」

慰める副官はまるで聖母のようだった。
デグレチャフ少佐の心中はかなり複雑だ。
なにせ中身はおっさんである。甘えられない。

「もう大丈夫だ。心配をかけたな」
「ぎゅっとしましょうか?」
「い、いや、いい。平気だから……あっ」

断ったのに副官は問答無用で抱きしめてきた。

「セレブリャコーフ少尉……貴官は強引だな」
「あとでお叱りは受けます。だから今だけは」
「……ありがとう」

今だけはこの優しい副官に甘えようと思った。


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