22: ◆f1tFKtbZna.K[sage]
2020/02/02(日) 15:50:27.63 ID:0Y0/XaIDO
―やがて、少女の手は離れて
霧子「うん……大丈夫。私はもう…平気だから……」
咲耶「……霧子は強いな」
―それはその場にいた皆が思うことであった
霧子「うぅん……力君……えっと、あの子の名前なんだけど……もっと強いと思うよ……うん…」
咲耶「そっか……霧子がそう言うならな……」
恋鐘「霧子……泣いたらいけんばい!」
摩美々「恋鐘……それは……」
霧子「大丈夫だよ……摩美々ちゃん。今日、あの子の前では泣かないって決めてるから」
結華「きりりん……」
―心配そうに見守る彼女達だが
霧子「じゃ、時間もないし……」
P「ん……慌てて転ぶなよ」
―その時だった。霧子の頭の中に聞こえてきたのは
(……ちゃん……)
霧子「えっ?!」
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