麻子「……華、さん」 華「はい?
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55:名無しNIPPER
2020/01/13(月) 00:03:11.58 ID:j/ROv3cf0
-大洗女子学園 校門前-

みどり子「――あら、おはよう五十鈴さん……と……え? えぇ!?」

麻子「おーそど子」シャキーン

華「お、おはようございます」

みどり子「……五十鈴さんが起こしてあげたの? 朝から冷泉さんが元気なのってなんか不気味なんだけど」

華「いえ、そうではなくて……」

麻子「たまには私が優等生になる日もあるということだ。そど子が不良になる日があるようにな」

みどり子「ちょ……あの時のことは忘れなさいって言ったでしょ! あとそど子って呼ばないで!」

華「あはは……では失礼します」

麻子「じゃあなそど子」

みどり子「もうっ……ホントに不思議なこともあるもんだわ。何かあったのかしらあの二人……」



-普通一科 2年A組-

沙織「ねえねえ華と麻子昨日何かあったの!?」バンッ!

華「ええ……な、なぜいきなり?」

みほ「さっき珍しい組み合わせ……というか、早起きしてる麻子さんを見かけたって他の人たちが噂してて。一緒に登校してたんだよね?」

華「はい。昨日麻子さんのお宅に泊まらせていただいたので……」

沙織「えぇーーっ!! カルパッチョさんに自宅まで送ってもらった後に!? 雨の中わざわざ麻子の家まで行ったの!?」

華「ええまぁ……」

沙織「きゃあー!! これは弾けるロマンスの予感!! それでどったの!? はっきり告白したの!?」

華「ええ……………まぁ」テレ

沙織「FOOOOOOOOOO!! どうしよみぽりん! ついにチーム内でカップルがーー!?」

みほ「沙織さん……身近に恋愛事があってテンション上がるのはわかるけど、あんまり大事にしたくないかもしれないんだから。静かにね?」

沙織「はっ!! ごめん華、つい我を忘れて……」

華「いえ。チームの皆さんには話しておこうと思っていましたから」

沙織「それで、どうなったの? 麻子はOKしてくれたの!?」

華「それが……」


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