麻子「……華、さん」 華「はい?
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45:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 22:47:07.80 ID:zPoxPRfb0
華「別によろしいじゃありませんか」

麻子「は?」

華「前にも申し上げた通り、あとからこの気持ちが消えてしまっても後悔は致しません。いずれなくなるなら何もしないというのであれば、華道を継ぐ身のわたくしが戦車道をしているのも不必要ということになります」

麻子「……それは、そうだが」

華「この気持ちが作り物でないことが分かった今でも同じです。いえ、だからこそ……人を愛する気持ちは簡単に捨てたくはないのです」

麻子「あ、愛するって……」カアァ…

華「あ……す、すみません! ちょっとアグレッシブ過ぎたかしら……わたくしたちお付き合いしているわけでもないのに……」

麻子「い、いや……華さんの気持ちは……よくわかった」

華「……」

麻子「……華さんは」

華「はい?」

麻子「私と……つまり……恋人になりたいか? 先の決まった期間限定の関係だとしても」

華「うーん……そうですねぇ」

麻子「ここで悩むのか……」

華「あぁその! えっと、今まで自分の気持ちの整理が追い付かなくて、麻子さんと現実的な関係を結ぶことにはまだ想像が及ばなかったと言いますか……」

麻子「あぁ……まぁ、それは私もだが」

華「……というか、そういう質問をなさるということは、麻子さんは私と――」

麻子「か、可能性の話だ! もしそういう関係を望まないんなら、別に私は今まで通りでも……」

華「……麻子さんは今まで通りでも何とも思わないんですね……」シュン

麻子「え……」


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