麻子「……華、さん」 華「はい?
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21:名無しNIPPER
2020/01/12(日) 20:21:43.66 ID:zPoxPRfb0
−夜 沙織の部屋−

沙織「――麻子と華?」

みほ『うん。なにかこう……ちょっといつもと違う気がするっていうか……』

沙織「うーん。麻子はいつもあんなんだし、華はこの前調子悪かっただけだし。私には変に見えないけどなぁ」

みほ『なんていうのかな……どうにもできない確執……みたいなのが、麻子さんを見てる華さんから感じられて……ホントになんとなくなんだけど』

沙織「……みほって結構観察力あるよね。流石は西住流」

みほ『それ関係ある?』

沙織「でも確かに、言われてみればこの前はやけに麻子が華のために頑張ってたような感じあったね。その恩返しがしたいとか? 華ってそういうとこ義理堅いじゃん」

みほ『うーんそうなのかなぁ……』

沙織「そもそも麻子があんな積極的に人のために動くのって珍しいけど……何かあったのかな?」

みほ『ケンカしてるとかじゃなさそうだし、わざわざ聞くことじゃないのかもしれないけど。ちょっと華さんの様子が気になって』

沙織「まぁ私も気がつくことあったら聞いてみるよ。意外と恋の悩みだったりするかもよ〜?」

みほ『あはは。女の子同士なんだからそれはない……んじゃない?』


〜〜〜〜〜〜


−同時刻 麻子の部屋−

麻子「……」ペラ

麻子「……」ペラ

麻子「……」ペラ

ニャー ニャー ニャー

麻子「(誰だ……今いいとこなのに)」


   着信
〔五十鈴 華〕


麻子「!」ピッ


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