ドンキホーテ・ドフラミン子「ウフッフッフッ! 見逃してあげなさいよ」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/10(金) 22:05:24.31 ID:EVQZdzoqO
「待てぇ! ロジャーの息子!!」

白ひげは死んだ。
にも関わらず、海軍は止まらない。
標的は元々処刑予定であったエースに切り替わり、赤犬がしつこく追いかけてきた。

「俺のオヤジは白ひげだけだ」
「ふん。奴の "家族ごっこ" には反吐が出る」
「なんだと……?」

赤犬の挑発は止まらない。

「所詮、白ひげは時代の敗北者じゃけぇ」
「……取り消せよ」
「事実じゃろうが」
「取り消せよ、その言葉!!」

エースはどうしても許せなかった。
今回処刑されかけたのは仲間を手にかけたティーチに憤り、後先考えずにあとを追った結果であり、白ひげの死に責任を感じていた。
故に、その死を嘲笑う赤犬に激怒した。

「この時代の名が、"白ひげ" だァ!!」
「よせ、エース!」
「どけっ!!」

制止を振り切り、赤犬に食ってかかるも。

「自然系じゃいうて油断しちょりゃあせんか? わしは火を焼き尽くす "マグマ" じゃ!!」

などと、赤犬の意味不明な能力解説を裏付けるように、エースの火拳は何故か燃えた。

「ぐああああああっ!?」
「海賊王の血筋に、生きる価値など無し!!」

だから言わんこっちゃないのにと、誰もが思う中、エースが赤犬にトドメを刺される、間際。

「もうやめましょうよ!?」

先走ったコビーが割って入ってきた。

「命がもっだいないっ!!」
「?」
「?」

これには流石の赤犬も首を傾げて、命を救われたエースでさえも揃って首を傾げていた。


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