芹沢あさひ「この雨がいつか止んだなら」
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109: ◆J2O9OeW68.[sage saga]
2020/01/04(土) 21:06:49.70 ID:hoMUvMIQo

 手に掴んだ言葉はあまりにも唐突で、なのにこれ以上ないほど滑らかに声へと変わる。

 その答えを、あるいはもっと綺麗に伝える方法があったのかもしれないと思う。
 たとえば階段を一段ずつ丁寧にのぼるみたいに、もっと自然な過程を経て、そうしてここまで辿りつく方法が他にもあったのかもしれないと思う。
 少なくとも、こんな状況を想像してなんていなかった。

 だけど。

 いまの私にとってはこれが十分だ。
 だって、こんなにも簡単に手が届きそうだから。
 届くわけなんてないけれど、それでも届いてしまいそうだから。




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