北条加蓮「藍子と」高森藍子「膝の上で はちかいめ」
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29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/29(日) 19:51:44.20 ID:wJ7doyQp0
加蓮「……もしかしたら、なんだけどさ」

藍子「もしかしたら?」

加蓮「藍子っていつも誰かの幸せを願ってるよね。みんなが笑顔になればいいなって。藍子って、すっごく優しい子だよね」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/29(日) 19:52:14.29 ID:wJ7doyQp0
加蓮「世界の嫌な部分とか、嫌いなところとか、自分に対するキツイ言葉……」

加蓮「そういうのって、誰でも見たくはない物かもしれないけど」

加蓮「慣れて来ると――それが当たり前の環境にいると、人ってマイナスを求めるようになるの」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/29(日) 19:52:43.37 ID:wJ7doyQp0
加蓮「私と藍子が見ている物が違うのも――今回のことで、私にはキツイ言葉や優しくない声がたくさん見えたのも、そうなのかもね」

加蓮「藍子は、プラスの言葉をいっぱい見つけることができるのかもしれないけど……私は無意識のうちに、マイナスを探しちゃってたのかな」

加蓮「まだ、心のどこかで私は、無意識のうちに……あるいは自分がそう望んで、自分が可哀想だって言える材料を探してしまっているのかもしれない」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/29(日) 19:53:14.21 ID:wJ7doyQp0
加蓮「でもゆるふわ加蓮ちゃんはやっぱりヤダなぁ。ちょっとそれは私じゃないでしょ」

加蓮「ねー藍子。どうしたらいいと思う? 藍子みたいになる為には、やっぱりゆるふわにならなきゃ駄目?」

藍子「……もうっ。加蓮ちゃん! 私のことを、何だと思っているんですか?」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/29(日) 19:53:44.35 ID:wJ7doyQp0
加蓮「――あーあ。だからさぁ? 私はこんな話する為にここに来てるんじゃないし、藍子に会ってる訳じゃないの」

加蓮「なかったのになー……。癖って嫌だよね。またやっちゃった」

藍子「……自分を変えるために自分を否定しちゃ、駄目だと思いますよ?」
以下略 AAS



34:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/29(日) 19:54:14.60 ID:wJ7doyQp0
加蓮「ありがと。……でも、私は前を向いてっ。藍子みたいな優しいアイドルを、ほんの少しだけ目指してみることにする」

藍子「あの日の病院の子どもたちみたいに、加蓮ちゃんが色んな方の笑顔をいっぱい増やしていく未来……私も、一緒に見てみたいです」

加蓮「ん。さんきゅ。頑張る」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/29(日) 19:54:44.20 ID:wJ7doyQp0
加蓮「……よしっ。シリアスモードしゅーりょー! ココアでも注文しよっかっ」

藍子「えっ」

加蓮「え?」
以下略 AAS



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