285: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 17:23:28.11 ID:ZRhpxi3E0
紗代子の単独ライブの日が来た。
会場前からファンが大挙して押し寄せ、物販の売れ行きも好調だ。
そこへ神妙な顔の、このみがやって来る。
このみ「紗代子ちゃんのプロデューサー」
P「あ、馬場さん。どうされました? 紗代子だったら……」
このみ「違うのよ。来てるの」
P「え?」
このみ「5階席に、黒井社長が来てるのよ!」
P「……」
黒井社長は、紗代子のセンター公演にも来ていた。それも、初めて765プロの招待を受けて、だ。
幸いにも特に何かを仕掛けてきたわけではなかったが、それだけに不気味でもあった。いや、後に何かとんでもない事をしてくる下準備のような気すらしている。
その黒井社長が、今日も来ているというのだ。
いったいどんな企みを狙っているのか……
P「しかもまあ5階席か。また腕を組んで座ってるんだろうな」
このみ「渋い顔してたわね。まあチケットを買って来てくれたお客さんだから、無碍にはできないんでしょうけど」
P「ええ、気をつけておきます」
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