264: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 16:55:19.00 ID:ZRhpxi3E0
朝がきた。
結局ほとんど眠れなかった瑞希は、紗代子の部屋の前で座り込んでそのドアが開くのを待っていた。
紗代子「あれ……瑞希……ちゃん!? なんでここに!?」
ウトウトしていた所に、紗代子の声が聞こえ瑞希は目を開ける。
そこには不思議とさっぱりとした表情の紗代子が、立っていた。
瑞希「おはようございます、高山さん。高山さんのお母さんが、勧めてくださったので、昨夜はお泊まりをさせていただきました」
紗代子「そうだったの!? ごめんね、相手もしてあげないで」
瑞希「よいのです。それにしても……」
紗代子「な、なに?」
瑞希「ご家族のお話は、本当でした……元気になられましたね。よかったぞ……ほっ」
紗代子「うん……自分でも不思議だけど、なんか一晩寝ちゃうと元気になれるんだよね。それに……」
瑞希「はて、なんですか?」
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