110: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 13:15:09.91 ID:ZRhpxi3E0
瑞希「私は……高山さんをすごいと思っています」
紗代子「私を!? や、やだな、そんなお世辞なんて……」
瑞希「お世辞ではありません。失礼ながら、高山さんは候補生になった当初は、確かに様々な面で一緒に候補生となった私たちの中でも飛び抜けた才能を持っているようには見えませんでした」
紗代子「うん……」
瑞希「ですが、それは……私の間違いでした。高山さんは、努力と諦めない天才です」
紗代子「えっ!?」
瑞希「高山さんは、決して諦めません。妥協もしません。夢に向かって真っ直ぐに進んでいます。どんな難しい課題も、一生懸命取り組み……いつのまにかなんとかしています」
紗代子「そ、そんなの、必死なだけだよ。天才だなんて大げさな……」
瑞希「そうでしょうか? では、なぜ先ほど他のみなさん全員が、手を挙げない高山さんを気にして、注目していたのでしょうか?」
紗代子「……どうして?」
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