66: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:16:35.19 ID:G9OiTGlK0
その喜びもわからなくはないが、自分が窮地に立っていることを理解しているのだろうか。自分のデビューイベントを、実質つぶされた形なんだぞ。
わかっているのか、蓮実。
蓮実「それは大丈夫ですよ」
67: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:17:07.32 ID:G9OiTGlK0
奈緒「まあ、そういうことだよな」
比奈「ところでアタシらのデビューも、記事になったっスよ」
智香「けっこう話題になってるんですよっ☆」
68: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:18:00.80 ID:G9OiTGlK0
ちひろ「あの……ええと、ハスラーさん。お電話なんですけど」
P「ちひろさんまで俺をハスラーと呼ぶのは、やめて……」
ちひろ「Mさんです」
69: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:19:24.33 ID:G9OiTGlK0
P「なんだ?」
S「名前で呼んでるんですね」
P「担当だからな」
70: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:20:47.05 ID:G9OiTGlK0
蓮実「Sちゃん、なんですって?」
P「ディナーショーに招待する、とさ」
蓮実「……え? もしかしてSちゃんのですか!?」
71: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:21:46.56 ID:G9OiTGlK0
P「先日のこともあるし、ただで終わるわけはないだろうな……それでも行くんだな?」
蓮実「はい。あ、えっと何を着ていけばいいんでしょうか!」
奈緒「いいなー! まあやっぱドレスかな?」
72: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:22:16.91 ID:G9OiTGlK0
その日のうちに、Mから送られたチケットが届いた。ということは、電話してきた時にはもう送っていたことになる。そして、宛名は『長富蓮実様』となっている。
なんだ、ちゃんと名前もわかってるんじゃないか。
が、それはまあいい、それはいいのだが……
73: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:23:14.28 ID:G9OiTGlK0
蓮実「あの。私、本当に私服で良かったんですか?」
P「ああ。その蓮実の私服こそが、蓮実らしい可愛さの体現だからな」
74: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:23:41.74 ID:G9OiTGlK0
蓮実「チケット、ご自分のはどうやって手に入れられたんですか? 取れないので有名なチケットだそうなのに」
P「まあ……それなりにこの世界にもコネはあるからな」
きっとSもそれを見越して、1枚だけチケットを送ってきたのだろうが……
75: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:24:24.81 ID:G9OiTGlK0
初めて会った時を思い出す。
そういえば彼女は、ちょっと変わった経緯でアイドルになったんだった。
蓮実「知ってます。確か、歌をテープに録音して送ってきたんですよね」
76: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:25:16.53 ID:G9OiTGlK0
蓮実「最初にお食事を済ませるんですね。私、食べながらSちゃんの歌を聴いたりするんだとばかり思っていました」
P「そういう形式というか、流れのディナーショーもあるがな。Sはもっぱら、まず食事をしてその後でショーが始まるようだ」
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