長富蓮実「その名は、ハスラー♪」
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77: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:26:50.27 ID:G9OiTGlK0
P「担当だったからな。いやまあ、ずっとそう呼んでいたからだが……確かにもう担当でもない余所の事務所の娘をそう呼ぶべきじゃないか」

蓮実「別にかまわないとは思いますけど……」

 そう言う蓮実は、歯切れが悪い。
以下略 AAS



78: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:27:51.86 ID:G9OiTGlK0
P「いわゆるモダンフレンチ、というやつか」

蓮実「詳しいんですね」

P「そうでもないさ。今の流行というだけのことだ」
以下略 AAS



79: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:28:34.43 ID:G9OiTGlK0
男「ショーの前に、長富様に歌を1曲ご披露願えないかと……先日の歌が、とても見事だったとのことでして……」

P「なんだと? 前座をやれと言うのか!?」

 俺は憤るが、それを蓮実がにこにこしながらやんわりと制してきた。
以下略 AAS



80: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:29:06.74 ID:G9OiTGlK0
男「助かります!」

蓮実「いいえ。一生懸命、歌わせていただきますね」

 進んでいく話に、俺は慌てて口を挟んだ。
以下略 AAS



81: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:30:03.08 ID:G9OiTGlK0
 ステージにスポットライトの灯が入る。
 予定より早い始まりに、観客は軽くざわめく。
 が、ライトに照らされたのは、お目当てのSではない。
 ざわめきは、少し大きくなる。

以下略 AAS



82: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:30:42.86 ID:G9OiTGlK0
 ところが逆にその歌が話題となり、結果的にSは「あの歌を歌ってるのは誰?」と一躍注目を浴びた。
 もちろん、Sのディナーショーに来るようなお客さんは全員がそういうエピソードを知っている。
 この曲のイントロを聞いただけで、そうしたエピソードやSのシンデレラストーリーの第一歩に思いを馳せられる人たちだ。
 そのお客さんたちが、蓮実が歌うこの曲で言葉を失った。
 聞きなれたはずの、そして今や世に流れることない、この曲といえばSという歌を聞いて、お客さんはみな押し黙った。
以下略 AAS



83: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:31:12.76 ID:G9OiTGlK0
 伸びのある歌声、響く声質、そして力強い歌い方。
 すべてに観客は驚き、そして興奮した。
 その証拠に蓮実が歌い終わると、客層からか観客は静かにしかし一斉に蓮実に歩み寄った。
「お名前は?」「アイドルなの?」「Sちゃんとのご関係は?」次々と発せられる質問に、蓮実は戸惑っている。
 と、見ればステージ袖から、Sが不安そうにステージをのぞき込んでいる。
以下略 AAS



84: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:32:52.87 ID:G9OiTGlK0
P「まだあんなに騒がれた経験がないんだ、あの娘は。どうしていいかわからなくて困ってるんだよ、なあ頼む」

 ちょっと考えていたSだったが、俺の目を見てハッとしたようにしてから笑う。

S「そう……じゃあ、しょうがないわね」
以下略 AAS



85: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:33:23.05 ID:G9OiTGlK0
S「なに歌おうか?」

蓮実「あ、私『抱きしめたい! ミス・シンデレラ』が大好きなんですけど」

S「あら嬉しい。でもあの曲、私の歌の中ではあんまり売れなかったのよね」
以下略 AAS



86: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:35:07.11 ID:G9OiTGlK0
 俺に言われてSはしばらく考えていたようだが「あ!」とひとこと言うと、頬を膨らませてそっぽを向く。

S「……プロデューサーさんが、ウソをついたからです」

P「は?」
以下略 AAS



87: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:36:04.93 ID:G9OiTGlK0


S「担当を外れる!? プロデューサーさんがですか!?」

P「そうだ。Sのお陰で、俺も昇進することになった。この俺が部長だとよ。まあ今後は後進の指導や、経営やらをやることになるな」
以下略 AAS



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