めぐみん「敵いませんね、アクアには」ダクネス「ああ、まったくだ」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/25(水) 01:22:08.02 ID:ez5T+FUIO
「ま、待てめぐみん! 早まるな!!」
「ダクネスは黙っててください」

完全に常軌を逸している展開に狼狽して喚くダクネスをめぐみんは黙らせて、懇願してきた。

「キスして欲しいです、カズマ」
「だったら早く尿瓶におしっこしろ」
「一緒がいいです……ダメですか?」

まるで俺に叱られることを恐れるかのように。
おどおどしながら、そんな風に尋ねられては。
何が正しく何が間違いなのかわからなくなる。

「ダメじゃないさ。むしろそれしかないだろ」
「カズマ……嬉しいです」
「お、おい、めぐみん! 目を覚ませ!?」

ほっとしたようにはにかむめぐみんは狂っていて、それに微笑み返す俺も狂っていて、頭が沸いており、ダクネスの制止など耳に入らずに。

「カズマ……お願いします」
「ああ。ダクネスも頼んだぞ」
「もうやだ……なんで私までこんな目に」

ゆっくり、めぐみんに接近する。
ようやく観念したダクネスがそれに合わせて布団の中で尿瓶をそっとあてがい、唇が触れた。


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