めぐみん「敵いませんね、アクアには」ダクネス「ああ、まったくだ」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/25(水) 01:15:53.82 ID:ez5T+FUIO
「カズマ、起きてください」
「ん……なんだよ、また夜中じゃねぇか」

ふと目を覚ますと、既に深夜だった。
朝までぐっすりかと思ったが、邪魔が入った。
背後でめぐみんが何やらグズっていた。

「本当に、この男ときたら……」
「どうした、めぐみん。なんか用か?」
「私の方を向いて寝てください」

何事かと思えばそんなことだった。
寝返りを打つと、めぐみんは拗ねていた。
半べそをかいて、いじけていた。

「そんなに胸の肉が好きなのですか?」
「当たり前だろうが」

ないよりはあった方がいい。
そんなことは言うまでもなく常識だ。
話は済んだとばかりに再び寝返りを打とうとすると、そうはさせまいとめぐみんが告げた。

「こっちを見てくれたらキスをしてあげます」
「よしきた。ほらどこからでもかかってこい」

胸についた肉には唇は存在しない。
ないよりはあった方がいいのは常識だ。
なのでめぐみんの方を向いて、急かした。

「さあ来い。来ないなら俺から行くぞ!」
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」

この期に及んで何を待つ必要があるのかわからず、さては焦らすつもりだなと思って、宣言通りに急速にめぐみんに接近すると彼女は慌ててこんなことを口走った。

「お、おトイレがしたいのです!」

こいつ、いつも催してやがるなと、呆れつつもここは俺の部屋で、備えは万全であった。


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