めぐみん「敵いませんね、アクアには」ダクネス「ああ、まったくだ」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/25(水) 01:06:24.25 ID:ez5T+FUIO
「アクア」
「なによ。洗い物なら手伝わないわよ」

たらふく鍋を食って暖炉の前のソファでだらけていた『自称』水の女神をまずは無力化する。

「実は良いしゅわしゅわが手に入ってな……」
「はい! 飲みたいです!」

神を名乗るだけあってこの女は大酒飲みだ。
とはいえ、神とは言いつつも糞の役にも立たず、それだけならばまだしも悉く俺の童貞卒業を阻んでくるので、泥酔させることにした。

「雑炊も食うか?」
「はい! 食べます!」

朝食用に確保していた鍋の残りを惜しげもなく使い冷えたご飯を投入して雑炊にしてやった。
これでこの迷惑な女神は死ぬほど飲む筈だ。

「アクア、おいしいかい?」
「ふぉいひぃへふ!」
「ささ、どうぞどうぞ、もう一杯」

食わせ、飲ませ、ほどなくして酔い潰れた。

「大丈夫かい、アクア?」
「カズマしゃん……わらひ、もう歩けましぇん」
「ほら、ベッドまで運んでやるから掴まれ」
「カズマしゃん……いつもありがとね」
「な、何言ってんだよ、今更」

珍しく素直に感謝されて少々調子が狂う。
ぐでんぐでんに酔っ払ったアクアをおんぶして、なるべく優しくベッドに寝かせると、すぐにスヤスヤと寝息を立て始めた。一丁あがり。


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