北条加蓮「藍子と」高森藍子「灰を被っていた女の子のお話」
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62:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/24(火) 18:02:53.56 ID:SmxjqBVS0
<かれんちゃーん!

「は〜いっ。……ほら、今日の主役は子供なんだから。アンタ達なんて用は無いっ。あっちいけっ」
「あはは……もう。お話が終わるまで、私が相手しておきましょうか?」
「あーそれいいわね。じゃ藍子、こっちの大人の相手を、」
「そうじゃなくて〜っ」

後ろから服の裾をくいくいと引っ張られ、加蓮ちゃんは一瞬にして優しいお姉さんの笑顔に戻りました。
な〜に? とまたお話を始める様子に、子どもたち――そして加蓮ちゃんを見守っていた大人の皆さんは、やがて安心したように踵を返していきました。


――本当に本当に、よかった。
今日という日は加蓮ちゃんにとって、きっとかけがえのない日。


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