女「私、あなたのことが好きになってしまいました」
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170: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:33:12.75 ID:xdKyTgMJ0
彼女がどんどん、可愛らしい存在に見えてくる。

頼りになって、真面目で、誠実で。

ちょっぴりポーカーフェイスな彼女だけれど。
以下略 AAS



171: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:34:41.77 ID:xdKyTgMJ0
女「それは失礼な言い方です。ずっと好きです」

音が出ていたら、間違いなく「ゴゴゴゴ」と後ろからしているような感じだ。

とてもストレートに「好き」と言われて少々照れつつ、僕は答える。
以下略 AAS



172: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:35:22.15 ID:xdKyTgMJ0
男「……えっと、そろそろプロジェクションマッピング始まっちゃうけど」

腕時計に目をやると、あと数分で始まる時間になっていた。

女「男さんは、どうしたいですか?」
以下略 AAS



173: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:35:51.15 ID:xdKyTgMJ0
こうして僕らの一日は終わった。

クリスマス当日、僕に彼女ができたのだった。

サンタさんからのプレゼントなんて言い方はおかしいかもしれないけれど。
以下略 AAS



174: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:36:33.52 ID:xdKyTgMJ0
女「デート、しましょう」

クリスマスの次の日、朝から電話がかかってきて、カフェに呼び出された僕に、彼女はこう宣言した。

男「えーっと、今から?」
以下略 AAS



175: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:37:04.71 ID:xdKyTgMJ0
男「そうなんだ」

女「はい。男さんは、何かご予定ありましたか?」

男「あったら来れてないと思うよ」
以下略 AAS



176: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:37:30.52 ID:xdKyTgMJ0
女「確かに、ほとんど会話無しでしたね」

男「だから、今日はこのままお茶にしない?」

女「お茶」
以下略 AAS



177: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:37:57.77 ID:xdKyTgMJ0
女「もちろん、構いません」

「それに」、

女「私も男さんのこと、もっと知りたいですから」
以下略 AAS



178: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:38:36.96 ID:xdKyTgMJ0
男「ところで、女さんのやりたいことってなんなの?」

女「たくさんあります。ノートに書いてきました」

男「え……ま、待って。ノートに?」
以下略 AAS



179: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:39:03.75 ID:xdKyTgMJ0
女「はい」

男「うん……たくさん書いてあるね」

女「そうです。時間には限りがあります。だから……」
以下略 AAS



180: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2020/01/23(木) 22:39:49.37 ID:xdKyTgMJ0
確かに時間に限りはあるけれど。

焦っても仕方ない。

男「僕は女さんと、お茶したいから」
以下略 AAS



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