高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「違うことを試してみるカフェで」
↓
1-
覧
板
20
32
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:44:34.26 ID:d2m7KhRv0
加蓮「もー。なんだっけ? ポニテである理由は特にないってところで止まってたよね」
加蓮「理由は特にない、ってこと、世の中にはいっぱいあるよね」
藍子「ふむふむ。……例えば今日、このカフェの外に猫の置物が置いてあったこととか?」
以下略
AAS
33
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:45:04.80 ID:d2m7KhRv0
加蓮「って。こら、藍子。また寄り道になってる」
藍子「あっ」
加蓮「自分で寄り道しておいて加蓮ちゃんのせいにするとかさー」
以下略
AAS
34
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:45:34.57 ID:d2m7KhRv0
加蓮「あまりに考え込んでしまった藍子ちゃんは、他のことに集中できなくなってしまいます」
加蓮「いつものように事務所のみんなをスマフォで撮る時にも、手ブレで上手く撮ることができません」
藍子「何回も撮り直させてって言ったら、ちょっぴり迷惑になってしまいますね」
以下略
AAS
35
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:46:04.04 ID:d2m7KhRv0
加蓮「ではもう1つ問題。加蓮ちゃんがポニーテールにした理由はありま――」
加蓮「いや。加蓮ちゃんがポニーテールにした理由って、そもそも何もありませんよね?」
藍子「そうですね。とりあえず、ないんですよね?」
以下略
AAS
36
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:46:33.83 ID:d2m7KhRv0
加蓮「それか、理由はあったかもしれないけどそれはどうでもいいこととか、ほんの些細なことだったとか」
加蓮「例えば夢の中にポニテの藍子が出てきたから、起きた後でじゃあ今日はポニテにしようって決めただけかもしれないじゃん」
藍子「ふんふん」
以下略
AAS
37
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:47:04.44 ID:d2m7KhRv0
藍子「あはは……。ううん、必要がないなんてことありませんよ。聞いていて、なるほど〜って思いましたからっ」
加蓮「ま、今後何か悩んだりした時に思い出してくれればそれでいいよ。どうせ大半の悩み事なんて、自分で考え込みすぎて大きくなっちゃった物だろうし」
藍子「悩んじゃった時には、今のお話を思い出してみますね」
以下略
AAS
38
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:47:34.89 ID:d2m7KhRv0
加蓮「大半の悩み事の原因は大したことのないこと、か……」
藍子「?」
加蓮「ううん。昔のさ、無駄に悩んで1人で塞ぎ込んでた頃の私にも聞かせてやりたいな、って」
以下略
AAS
39
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:48:04.55 ID:d2m7KhRv0
藍子「それに――」
加蓮「?」
藍子「……それに」
以下略
AAS
40
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:48:33.92 ID:d2m7KhRv0
加蓮「じゃあ私は、今の藍子の言葉を覚えとくね」
藍子「……忘れていいです。今のこと、なかったことに――」
加蓮「やだ」
以下略
AAS
41
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/12/08(日) 18:49:04.13 ID:d2m7KhRv0
加蓮「よし、じゃあ余計なことを考えないためにも今は食べることに集中しようっ。すみませーんっ」
藍子「そうしましょ? ……あれ? でも、その食べた分って私が支払うことに……?」
藍子「か、加蓮ちゃんっ。ええと……そ、そうだ。さっき定食を食べましたし今度は軽めのメニューで――」
以下略
AAS
41Res/30.67 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「違うことを試してみるカフェで」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1575797275/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice