武内P「私をドキドキさせたい?」小梅「……うん」
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23: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2019/12/08(日) 18:07:24.52 ID:obxw+A5Q0
「あの……白坂さん」
「良かったぁ……喜んでくれて」
「……」
注意しようという気持ちが、目の前の晴れやかな笑顔を前にたじろんでしまいました。
情けない話ですが、ここは同性の高垣さんか城ヶ崎さんに注意するようにお願いしましょう。
「あのね、プロデューサーさん」
「はい、なんでしょう」
――思えばこの時に注意さえしていれば、未来は変わったのでしょう。
しかし当時の私にそんなことわかるはずもなく――
「プロデューサーさんの子ども……私が産んであげるから、待っててね」
「……」
「プロデューサーさん? プロデューサーさん!?」
――こういった話に耐性が無く、さらに相手が無邪気に懐いてくれた少女ということもあり、先ほど以上のハンマーが頭に襲いかかります。
立て続けの衝撃に私の脳は耐えられず、白坂さんの心配する声を子守唄に、意識を失ってしまいました――
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