勇者「魔王封印するつもりがミスって殺してしまった。俺はもうダメかもしれない」
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382
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名無しNIPPER
[saga]
2020/11/08(日) 16:35:39.93 ID:0WLVFLUwO
……王国と教国の国境線で起きたこの戦争は、その実態と異なり最後に現れた魔王の存在から第八次魔王戦役と称されることとなった。
この戦役は第七次の終結からおよそ一ヶ月という非常に短い間隔で起きたものであり、それに比例するかのように歴代でも最短の魔王事変とされている。
これは第七次の折に勇者が魔王を封印せずに討滅したことが原因ではないかと考えられているが、真相は不明である。
またこの戦役の特異さを際立たせる逸話として、戦役の規模と負傷者の数に比して死者が確認されていない点が挙げられる。
以下略
AAS
383
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/11/08(日) 16:36:25.93 ID:0WLVFLUwO
【王国城内・病室】
賢者「もしもーし。ご飯持ってきたよ。入るよ戦士…ってあ、寝てなきゃ駄目じゃない。僧侶に言いつけるよ」
戦士「賢者か…そうは言っても暇を持て余していてな。ペンを動かすくらいは許して欲しい」
以下略
AAS
384
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/11/08(日) 16:37:21.65 ID:0WLVFLUwO
商人「おや」
盗賊「あん?ゲッ…」
賢者「お。クズと外道だ」
以下略
AAS
385
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/11/08(日) 16:38:36.01 ID:0WLVFLUwO
僧侶「ああ忙しい忙しい…!」
女王「まあまあ僧侶様、そんなに肩肘張らないで。今日の分のノルマは終わったんですから少し休憩にしましょう?」
僧侶「そうは言っても、王国と教国の垣根を払う初めての試みです。両国民を安心させるためにも一刻も早い法制度の整備が…」
以下略
AAS
386
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/11/08(日) 16:39:21.64 ID:0WLVFLUwO
女王『せっかくですので大休止にしましょう。僧侶様は魔法使い様の様子を見に行ってみては?』
僧侶「……ふぅ」
僧侶「僧侶です。魔法使い様、入りますよ」
以下略
AAS
387
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/11/08(日) 16:41:00.39 ID:0WLVFLUwO
魔法使い「…だめね。体内から一切魔力を感じない」
魔法使い「これが女神の封印魔法、か。確かにこんな風になるなら魔王でもどうしようもないわね」
僧侶「…でも、そのおかげで魔法使い様は人間に戻れたと聞きました」
以下略
AAS
388
:
名無しNIPPER
2020/11/08(日) 16:41:36.53 ID:0WLVFLUwO
19時ごろ更新
それで完結
多分
389
:
名無しNIPPER
[sage]
2020/11/08(日) 16:45:04.41 ID:P64WO/eAo
たんおつー
390
:
名無しNIPPER
2020/11/08(日) 19:04:10.29 ID:0WLVFLUwO
勇者「うーっす。見舞いに来たぞ魔法使い…ってあれ、僧侶もいたのか」
僧侶「あ、先に休憩いただいています。すみません、忙しいのは分かっているんですけど、女王に休憩をとるよう言われてしまって…」
勇者「俺も似たようなもんだから気にすんな。違いがあるとすれば自発的に休憩してるところだけだな」
以下略
AAS
391
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/11/08(日) 19:05:35.90 ID:0WLVFLUwO
勇者「はい、気の滅入る話はやめやめ。何の話してたんだ?」
魔法使い「私の魔力の話よ」
勇者「ああそれか。ふっふーん、さては俺の華麗なる魔法捌きを褒めてたんだろ?いいんだぜ褒めても」
以下略
AAS
392
:
名無しNIPPER
[saga]
2020/11/08(日) 19:11:34.01 ID:0WLVFLUwO
勇者(あの最後の瞬間)
勇者(メガンテで四散した瞬間、俺は装備していたメガザルの腕輪――死んだ瞬間蘇生魔法が発動する腕輪で生き返った)
勇者(で、即時女神から魔力を受け取って、魔法使いにザオリク使って、弱りに弱った魔王の魔力を封印したのである)
以下略
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