勇者「魔王封印するつもりがミスって殺してしまった。俺はもうダメかもしれない」
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385:名無しNIPPER[saga]
2020/11/08(日) 16:38:36.01 ID:0WLVFLUwO
僧侶「ああ忙しい忙しい…!」

女王「まあまあ僧侶様、そんなに肩肘張らないで。今日の分のノルマは終わったんですから少し休憩にしましょう?」

僧侶「そうは言っても、王国と教国の垣根を払う初めての試みです。両国民を安心させるためにも一刻も早い法制度の整備が…」

女王「根拠法と書類の作成は目下最優先で行っています。すぐまた忙しくなるのですから休める時に休んでおかないと。これも為政者の務めですよ」

女王「さあさ、お茶を入れてきましょう。熱いの?冷たいの?」

僧侶「……熱いので」


法皇「ふむ。なんだかんだ仲良くやれているようだな」

前国王「結局は似たもの同士よ。競うでもなく同じ目標を目指すならああもなる」

法皇「…言い方は悪いが、まさかご息女が王を続けることになるとはな。こう言ってはなんだが、貴方が復座すると思っていた」

前国王「余を玉座から引きずり下ろした手管からして、あれが余より優れた為政者であることは間違いない。国民もそう理解しているのだろう」

女王「なにより、為政者としての過ちは為政者として正しく民を導くことでしか償えませんから」

法皇「むぅ…」

女王「そういうわけで、お二方も暇でしたらこっちを手伝ってくださいね。目下人手不足で各所が悲鳴を上げている真っ最中なので」

女王「適材適所。しっかり働いて美味しくご飯を食べましょう。ね?」

前国王「う、うむ…」

女王「…あと、それはそれとして」

女王「私は王様を続けるつもりなんてありませんよ?」


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