70: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:26:44.72 ID:xb2lkOTBo
赤城「認めません。私は指揮官様以外に指示を受けるなど考えられません!」
指揮官「そう言うな。元々お前たちKAN-SENを指揮できる人間なんて限られているんだ」
指揮官「饅頭との意思疎通やキューブの反応・運用……要因は様々だが、結局の所相性の良さが大事だとも言う」
71: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:27:11.34 ID:xb2lkOTBo
指揮官「赤城」
赤城「私は指揮官様が好きです。大好きです。愛しています!」
赤城「指揮官様の傍に居られるのなら、私はどこへでも――」
72: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:27:37.97 ID:xb2lkOTBo
指揮官「軍の考えで言えば、お前たちは兵器だ」
指揮官「一人ひとりが軍事力とも呼べる能力を持ち、対抗し得るのは同じ力を持つKAN-SEN……或いはセイレーンしか居ない」
指揮官「それだけの力を持った存在を、一個人に与えるべきではないという事だ」
73: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:28:05.54 ID:xb2lkOTBo
赤城「もしかして、指揮官様がここから追い出されるのは……」
指揮官「……まぁ、それも多分に含まれているだろう。お前たちに入れ込みすぎた人間を引き剥がしてしまう絶好の機会だ、くらいには」
74: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:28:33.02 ID:xb2lkOTBo
指揮官「……済まなかった、本当に。お前をこうも悲しませてしまうくらいなら、最初から規則に従うべきだったのかも知れないな……」
赤城「それこそ仰らないで下さい。指揮官様が居たから、私は頑張って来られたんです……」
75: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:28:59.61 ID:xb2lkOTBo
―― 一月後 ――
―― 波止場 ――
76: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:29:26.49 ID:xb2lkOTBo
加賀「あれから赤城とは話していないのか?」
指揮官「あぁ。何となく避けられているような気はしていたが……そうか。そういう理由だったか」
77: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:29:53.42 ID:xb2lkOTBo
指揮官「それじゃあ……“どうか幸せに”と、言っておいてくれないか」
加賀「任せろ」
78: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:30:20.64 ID:xb2lkOTBo
赤城「…………」
赤城「どうして?」
79: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:31:13.77 ID:xb2lkOTBo
続きはまた明日に。お休みなさい
80:名無しNIPPER[sage]
2019/12/04(水) 01:47:36.45 ID:oBGEEdpK0
乙 期待
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