62: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:23:08.05 ID:xb2lkOTBo
ドジュゥゥ!
指揮官「ぐぅあああああッ!!」
63: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:23:34.74 ID:xb2lkOTBo
赤城「!?」
ピュリ「本来人間に使うようなものじゃないから完治は無理だけど、そのキューブなら願うだけである程度の治癒は見込めるよ」
64: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:24:01.78 ID:xb2lkOTBo
赤城「ベルファスト!」
ベル「炸裂音を耳に致しましたので、とるものもとりあえず馳せ参じました。一体何が……」
65: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:24:29.27 ID:xb2lkOTBo
ベル「? ……動きが止まった?」
ピュリ「お前……何をしてる!?」
66: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:24:56.04 ID:xb2lkOTBo
ベル「くっ! ……自爆、した?」
ベル「一体何故……」
赤城「指揮官様、しっかりなさって下さい! 気を確かに!!」
67: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:25:23.64 ID:xb2lkOTBo
………………
…………
68: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:25:50.54 ID:xb2lkOTBo
指揮官「現場の報告は朝にベルファストから聞いた。何も見つからなかったそうだな」
赤城「はい。あの時動けるもの皆で朝まで捜索を続けましたが、他の個体が現れることも、侵入の形跡さえも見つかりませんでした」
赤城「突然その場に現れたとしか思えない程に、何もありませんでした」
69: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:26:18.04 ID:xb2lkOTBo
指揮官「……赤城。今後の身の振り方についてなんだが」
赤城「はい」
70: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:26:44.72 ID:xb2lkOTBo
赤城「認めません。私は指揮官様以外に指示を受けるなど考えられません!」
指揮官「そう言うな。元々お前たちKAN-SENを指揮できる人間なんて限られているんだ」
指揮官「饅頭との意思疎通やキューブの反応・運用……要因は様々だが、結局の所相性の良さが大事だとも言う」
71: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:27:11.34 ID:xb2lkOTBo
指揮官「赤城」
赤城「私は指揮官様が好きです。大好きです。愛しています!」
赤城「指揮官様の傍に居られるのなら、私はどこへでも――」
72: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:27:37.97 ID:xb2lkOTBo
指揮官「軍の考えで言えば、お前たちは兵器だ」
指揮官「一人ひとりが軍事力とも呼べる能力を持ち、対抗し得るのは同じ力を持つKAN-SEN……或いはセイレーンしか居ない」
指揮官「それだけの力を持った存在を、一個人に与えるべきではないという事だ」
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