環いろは「桜子ちゃんが二人になっちゃった?!」
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28: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 15:47:48.65 ID:5yCClcPC0

灯花「みふゆーみふゆー!」トテトテ

みふゆ「あら、灯花、おかえりなさい」

やちよ「お邪魔してます」

灯花「あっ、やちよお姉さまいらっしゃい。ねえねえ聞いてっ。スパコンを借りられることになったんだよー!」

みふゆ「すぱこん?」

灯花「スーパーコンピューターの事! そこの壊れちゃったわたくしのサーバーに比べたら、桁外れの演算能力があるの!」

みふゆ「へえ、すごいじゃないですか。それを使ってなにをするんです?」

灯花「お姉さまを煩わせているコピー桜子にハッキングをして鏡の魔女の正体を暴く!」

やちよ「えっ、まだ諦めてなかったの?」

灯花「天才に諦めの選択肢なんてないよー! スパコンの力で、わたくしのサーバーを壊したふくしゅーをしてやるにゃー!」

やちよ「そのスーパーコンピューターって私たち国民の税金で作られている物でしょ? それを里見さんのサーバーみたいに壊しちゃったら一大事じゃない・・・? 逮捕どころじゃ済まないと思うんだけど・・・」

灯花「壊れるなんてありえないよっ。地球環境のシミュレーションから量子の動きまで計算できるのに、生まれて一年も経ってない桜子ごときのデータに耐えられないわけが無い」

灯花「わたくしのサーバーが壊れたのは多分、コピー桜子のデータに加えて鏡の魔女の情報が加わって演算能力を超えちゃったか、あるいはコピー桜子がお姉さまのから言われた無抵抗になる命令を無視してファイヤーウォールを張ってサーバーへ反撃したんだと思う。どっちにしろそんなものはスパコンだったら突破できるっ!」

やちよ「んん・・・。よくわからないけど・・・」

灯花「にゃーもー! 天才がだいじょーぶって言ってるんだからとにかくだいじょーぶなのっ! 凡人はいちいち口出ししないでよねーっ!」

やちよ「こっいつ・・・!」イラッ

みふゆ「す、すみません・・・。こらっ、灯花。ちゃんと口の利き方をですね・・・」

灯花「それで、今コピー桜子はみかづき荘にいる?」

やちよ「・・・・ええ、いろはと一緒にいるわよ」




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