140:名無しNIPPER[saga]
2020/01/15(水) 19:56:39.07 ID:/NkKgyLd0
シモーヌ「やっぱり街中に兵士が巡回してたり、戦車が普通にあると少し窮屈ね」
スミス「かもしれませんね。ですが安全には代えられません。さあ着きました...ってあれ?」
憲兵総局の施設の前にトラックが3台ほど停められており、そこに兵士が何人も乗り込んでいた。
スミス「ワグナーさん、お連れしましたよ」
スミスが真紅の髪に、引き込まれるようなエメラルド色の瞳をした女性に耳打ちをしている。
ワグナー「おおご苦労イーグル隊!だが君たちの出番はないかもしれんなぁ!」
飯田「ワグナーさん、ですよね?どうしたんですか?」
ワグナー「いかにも私がワグナーだ!先程信頼できる情報提供者からレジスタンスの居所について連絡があってな!今からそこに乗り込みに行くのだよ!」
飯田「成る程...では私たちも同行しましょう」
ワグナー「そうかそうか!人数は多い方がいい!」
スミス「では私はこれで...」
ワグナー「おい、貴様も来い!」
スミス「え...」
ワグナー「当たり前だろ?」
スミス「あ、そうですね...。私の専門分野は広報なのに...」ボソッ
イーグル隊はトラックの荷台に乗り込み、目的地へと向かった。
アリス「てっきりワグナーさんって男性かと思ってた」
シモーヌ「私も。しかも何というか...暑苦しい?」
アリス「確かにね」
アリスとシモーヌが会話を交わす中、飯田は1人の兵士に話しかけられていた。
兵士「あんたがオウルレギオンの傭兵かぁ...」
飯田「別にPMCなんて珍しくないだろ?レジスタンス鎮圧で忙しくて最近はないみたいだが、昔はアメリカとしょっちゅう戦争してたんだ。その時に腐るほど見たろ?」
兵士「まあな。でもBIG3の、しかもエリート部隊の傭兵をこんなに近くで見たのは初めてだ。きっと世界を股にかけてすごい活躍をしてるんだろう?」
飯田「お前がどう思ってるか知らないが、傭兵は華やかな仕事なんかじゃないぞ」
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