128:名無しNIPPER[saga]
2020/01/10(金) 19:28:07.49 ID:g14cnPyS0
こないので進めます。
2 ブラウン
アフリカ 某国
シモーヌ 「暑い...」
アリス「そうね」
シモーヌ 「その割には涼しい顔ね...」
アリス「暑さには慣れてるの。それよりも、今回みたいな仕事は初めてよ」
飯田「俺もだ。探偵の真似事なんてな」
シモーヌ 「本当にこの辺りで村の人間が皆殺しされてるの?信じられないわ」
飯田「だが現に、この地域にあった10の集落のうち半数は住人が皆殺しにされていた」
アリス「原因は何かしら、盗賊?」
シモーヌ 「盗賊だとしたらおかしいわ。こんなに人を殺してちゃ当局に目をつけられる。しかもこの辺りの村はそこまで裕福じゃないし」
飯田「部族間の抗争かもな。...見えたぞ、村だ」
ダァン!
シモーヌ 「今のは...」
飯田「銃声だ、行くぞ」
「「了解」」
イーグル隊は村の少し空いたスペースへと向かった。そこには膝をつき両手を上げた村人達と、カリギュラセキュリティの兵士達がいた。
村人「たっ、たのむっ!!」
ブラウン「やれ」
「「「ハッ!」」」
ズガァン
ドサッ
アリス「そんな...!」
飯田「カリギュラセキュリティか。どうしてこんな事を?」
シモーヌ 「さあ?けれど少なくとも村人殺しの犯人は分かったわね」
物陰から様子を伺っていると、ブラウンと目があったような気がした。
飯田(気づかれたか?)
ブラウン「移動準備だ」
カリギュラセキュリティ兵「了解」
ブラウン「さて...覗き見はやめてくれませんか?」
ブラウンの言葉とともに、イーグル隊の背後から兵士達が現れた。
飯田「ちっ」
779Res/423.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20